鎌倉のおすすめ桜スポット3選 ! お花見の名所から穴場まで

古都鎌倉は魅力あふれる観光地。桜の季節には、神社やお寺の桜が美しいだけではなく、山全体がピンクや白に染まり春を迎えます。初めて鎌倉でお花見をしようと思ったけれど、お花見スポットが多くてどこへいったらよいかわからない時に、おすすめのお花見コースをご紹介します。

鎌倉山並木道のお花見コース

鎌倉山さくら道
  • 京浜急行バスに乗って鎌倉山
  • 笛田公園駐車場前の桜から満開に
  • 素敵なランチやカフェのおすすめスポットご紹介

鎌倉駅東口(表駅)から、鎌倉山行きや江ノ島行き京浜急行 バスに乗って、鎌倉山のお花見に出発!途中に、長谷観音や大仏も通りますが、帰りにゆっくり楽しむとして、まずは、鎌倉山バス停まで、お花見をしながら行くことをおすすめします。

⇒鎌倉駅 | のりば案内 | 路線バス | 京浜急行バス

大仏のトンネルを抜け、3つ目のバス停が常盤口。この常盤の地は、鎌倉時代に北条氏一族が邸宅を構えていたことが『吾妻鏡』にも記されています。常盤口を左折すると、鎌倉山の桜並木が始まります。桜のトンネルの中を京浜急行バスの運転手さんが、桜の木を気遣うように接触を避けながら進んでいきます。

時期に合わせ、日当たりがよいところから、順番にソメイヨシノが開花し、満開になります。まず、最初が、鎌倉山を上りはじめた最初のカーブ、笛田公園の駐車場の前の桜から、春のお訪れを知らせるように咲き始めます。日当たりが大変良い大木が満開になる頃は見事です。因みに、笛田公園の桜も3月後半に満開になりますが、4月に入ると芝桜も満開になり、時期をずらしながら楽しむことができます。

次は、桜並木を楽しみながら、帰りに寄りたいカフェやランチのお店をチェック。

ル・ミリュウ鎌倉からは、鎌倉山からの眺めを楽しみながら、おしゃれな時間を過ごせることは間違いありません。バス通りから、階段を下りるとお店の入り口があります。11時から注文可能なアフタヌーンスタンドセットを注文し、優雅なひと時を楽しむのもよいですし、デッキスペースで、景色を眺めながら、小腹を満たすのもよいですね。デッキスペースでは、お天気が良い日は、お子さんも一緒にサンドウィッチ類を食べながら、わいわい楽しく過ごすこともできますし、さらに、お店のフロアからさらにガラス張りの地下に降り、ゆっくりケーキを楽しむこともできます。

チーズケーキ好きの方は、ル・ミリュウの先のお米屋さんがある角を左に曲がり、ハウス オブ フレーバーズへ。ホルトハウス房子さんのチーズケーキで有名なお店です。こだわりのチーズケーキは、小さいホールケーキで7000円と、お高いですが、チーズケーキ好きの方は、一度はご賞味あれ。イートインスペースは、相模湾を遠くに臨み、目の前は、まるで谷のようなガラス張りの特別な空間でチーズケーキを楽しむことができます。

もう少し、しっかりおなかを満たしたい方は、らい亭でお庭を見ながらお蕎麦を食べたり、ローストビーフの店鎌倉山でお庭の桜を見ながら優雅なお食事を楽しんだり、鎌倉山は、かつては、別荘地であっただけあって、現在も、格調高いお店もあります。ローストビーフの店鎌倉山本店は、KAMAKURA-LOCOも特別な時に訪れたいお店です。

⇒らい亭(檑亭) - 鎌倉山 蕎麦・会席

⇒ローストビーフの店鎌倉山 | 鎌倉山だけの贅沢な味わいを是非お召上がりください

バスで桜並木を抜け終点鎌倉山に到着したら、是非、歩きながらバス通りを戻り、桜を楽しみながら、ランチを楽しんだり、カフェでくつろいだりしながら、鎌倉の思い出を作るのはいかがでしょうか。こちらで、紹介しきれないお店もまだまだあります。新しいお店も発掘してみるのもよいですね。

常盤口バス停まで、戻ったら、そのまま、次にご紹介する、源氏山公園を目指すのもよいですし、そのまま歩くか、少し足を休ませたい場合は、鎌倉駅行きのバスに乗って、大仏や、長谷観音に寄るのもよいですね。常盤口まで降りると、鎌倉駅行きのバスが増えるので、バスを利用して足を休ませるのも良いかもしれません。大仏の敷地内でも桜を楽しむことができるので、鎌倉大仏と桜のショットを記念に撮るのも思い出に残りますし、長谷寺は、紫陽花だけではなく、桜は勿論、四季折々が咲く花のお寺として有名ですので、お花が好きな方にはおすすめです。

源氏山公園でお花見

源氏山公園 源頼朝座像

源氏山公園は、鎌倉山から下り、八雲神社の交差点を鎌倉駅西口方面に進む、市役所通りの途中、佐助一丁目の交差点を左折します。(鎌倉駅から直接向かう場合は、西口から市役所通りを進み、佐助交差点を右折します。)路地を歩き、銭洗弁財天の入り口をさらに真っすぐ進むと、源氏山公園に到着します。源氏山公園には、源頼朝の座像がありますが、公園内の桜の木の下で、敷物を敷いてお弁当持参でお花見するのが定番です。KAMAKURA-LOCOでしたら、子供のころから、どこかタイミングで一度はお花見をしたことがある公園です。近くには、銭洗弁財天の他にも、葛原岡神社などがあり、1日ゆっくり時間がとれる場合は、葛原岡大仏ハイキングコースで山を歩きながら、山の花々を楽しのもよりですね。例年、ソメイヨシノは、3月末から4月始めにに満開を迎えますが、白くて可憐な山桜は、5月の連休のころまで楽しむことができます。山を歩いていると、鶯のなく声や、空高く飛んでいる鳶の鳴き声に癒されます。但し、鳶には、要注意です!特に、お弁当を食べる前には、空を見上げて、狙われていないか確認するのを忘れずに!

鎌倉市/源氏山公園の紹介

トップページ - 葛原岡神社

⇒葛原岡・大仏ハイキングコース(令和4年4月1日更新) - 鎌倉市観光協会 | 時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~

葛原岡神社

葛原岡大仏ハイキングコース

段葛の桜並木から鶴岡八幡宮

段葛の桜

鎌倉駅に戻り、外せないのが、段葛の桜並木ですね。但し、段葛は、平成の大改修があり、その際に、段葛の桜並木も植え替えられました。そのため、段葛の桜並木は、鎌倉山の桜並木の木々に比べると、若い木々になります。現在は、どことなく、可憐な桜並木というところですが、時間の経過とともに、立派な桜のトンネルになることでしょう。

段葛を抜けると、鶴岡八幡宮に到着。本宮まで階段を上り振り返ると、いままで、歩いてきた段葛の桜並木を上から眺めることができます。そして、お天気が良い日には、桜並木の先に、きらきら光る海の景色が見え、清々しい気持ちになよります。

勿論、八幡宮の境内、特に、源氏池の周りも、定番のお花見スポットです。写真撮影を楽しんだり、さらにどこへ足をのばそうか考えたり、春のひと時をお楽しみください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。鎌倉山さくら道のお花見は、KAMAKURA-LOCOには定番コースですが、まだまだ、観光スポットとしては知らない方も多く穴場かもしれません。行きは上り坂なので、桜のトンネルを楽しみながら、バスで鎌倉山山頂まで行き、帰りは下り坂が多いので、ゆっくり歩いて楽しむことをおすすめします。この時期だけ、鎌倉山はお花見の車で渋滞しますが、ゆっくり進むのも良しとしましょう。(運転手さんは脇見注意!)散り際の桜吹雪も美しいですし、人が少なくなった夜桜も良いですね。

源氏山公園で、源頼朝の座像の前で、お弁当を広げてお花見をしていると、頼朝に見られている感じがするのは私だけでしょうか。

お時間に限りがある場合は、段葛を歩きながら桜を楽しみ、鶴岡八幡宮でお花見をするのも、勿論良いですね。小町通りでぶらぶら散策しながら鎌倉駅まで戻るのも楽しいですね!

春の一日を、お時間と体力に合わせて、鎌倉でお花見しながらリフレッシュ!鎌倉の思い出を1つ増やしてみてください。